昨日出展してきました。たくさんの方に来場いただきありがとうございました。今回は「未来体験」をコンセプトにして、未来のコンピュータ体験を作りました。
発想の原点は色々な近未来的アニメです。
1. 内容紹介
若干見づらくて申し訳ありませんが、こんな動きをします。
内容の説明
(1) 未来の情報制御体験(0:00 〜1:10頃まで)
VRでの無限空間(Unbounded Space)を活かして、多数の情報をカード状にして並べ、色々な操作ができるようにしました。
(2) 未来の絵本体験(1:10〜最後まで)
情報の一つに絵本があり、「未来の絵本は読むのではなく、絵本の世界に入り込む」というコンセプトを実現しました。今回はマッチ売りの少女の世界に入ります。
この世界では、雪の降る誰もいないところで、マッチをすると食べ物の幻影がでる、というのを再現してみました。マッチをする大変さを実感?するために、あえて強く振らないと出ないようにしています。
2.いただいたコメント
Twitterではこんなコメントをいただきました。ありがとうございます。
@WheetTweet さんの「Unbounded Space」 全天球の未来インターフェース. 視界全部に情報並べて扱える。操作はPS Move! 扱う情報が増えてきてるからこの分野はワクワクしますね! #ocufes http://t.co/gJ7VbVJkIi
— にくきう🐾 (@shiftsphere) 2014年3月8日
.@WheetTweet さんの複数情報を
— 光輝@こっちは未来を創ってんだよ!! (@koukiwf) 2014年3月8日
VR空間に浮かべるもの。
まさにアイアンマン。まさにマイノリティリポート。
こいつをOVRVISIONにオーバーレイさせると!
@WheetTweet さんの未来のコンピュータ体験。今まで出てきた作品とは一線を画す作品。操作してるだけでも面白く、しかも実用性が高い。ちょっと話しましたがWeb検索結果が出せたら大化けしそうだと感じました。 #Ocufes
— iWorks (@x68user) 2014年3月8日
@WheetTweet 昨日はありがとうごさいました。展示されていた情報の空間表示コンテンツ非常に参考になりました。改良、楽しみにしています。
— SleepingBear (@SleepingBear_JP) 2014年3月9日
VR界の標準ランチャー めざしてください。決定はRiftタップとかどうですか?
— GOROman (@GOROman) 2014年3月9日
RT
“@WheetTweet: 昨日のOcufesで展示した「Unbounded Space」についてブログを書きました(http://t.co/mzPoVOFHwR)。... #ocufes”
また、覚えている限りの当日いただいた感想は以下の通りです。
良い点
- こういう映画のようなものがほしかった。
- プリミティブな作りでよい。操作がやりやすい。視線方向で選択、というのはVRで有効
- マッチ売りの少女の世界は面白い。
- PSMoveを使った直感的な操作が面白い
- VRによる未来のコンピュータの可能性を感じた
- 拡張性が高いし、作り込まれていると思う。
- 色々なものへのランチャー画面としても使える
- ニコニコに投稿してみると色々反応あるはず
ご要望
- 球体状にならぶと面白い
- Webブラウザを表示するようなものがほしい
- Google音声検索して、その結果の画像をカードに表示する、ということがリアルタイムにできると面白い
- 1面の並びだけではなく、全周囲にカードがならぶと面白い
改善点
- OculusRiftを付けたとき、縦方向に遠すぎると見えないので、カードの並びは3列くらいがよいのでは?
- 表示はVRで新しいが、PSMoveのインターフェイスが従来通りなのでもっと改良するとよい。
- たとえば、OVRVisionとOpenCVで指を画像認識すれば、マイノリティレポートのようなものができるはず。
3. 使用効果音の紹介
今回は未来っぽい音を探し続け、最終的に下記サイトの効果音を使わせていただきました。規約によると、(1)以外はリンク不要でしたが、これらが雰囲気作りに役立ってくれたので掲載します。
No. | 今回の効果音 | 引用元サイト名 | 元のファイル名 | サイトURL |
---|---|---|---|---|
(1) | 電脳空間BGM | フリー音楽素材H/X GALLERY | Acient Technology | http://www.hmix.net/ |
(2) | カード生成音 | くらげ工匠 | 風魔法02 | http://www.kurage-kosho.info |
(3) | カード整列音 | TAM Music Factory | 決定音(2)[A] | http://www.tam-music.com/index.html |
(4) | カード選択音 | くらげ工匠 | 魔法詠唱04 | http://www.kurage-kosho.info |
(5) | カードキャンセル音(元の位置に戻す) | TAM Music Factory | キャンセル音(4)[E] | http://www.tam-music.com/index.html |
(6) | カード破壊音 | 効果音ラボ | 詠唱2 | http://soundeffect-lab.info |
(7) | ワープ音 | 効果音ラボ | オーラ | http://soundeffect-lab.info |
(8) | マッチ売り少女世界BGM | 甘茶の音楽工房 | 舞い降りる雪 | http://amachamusic.chagasi.com/index.html |
4.今回の反省
●よかったところ
- 出展決意してから構想した内容をなんとか開発できたこと
- 未来はこんな感じ!、という自分のイメージについて、思った以上にポジティブなコメントがいただけたこと
●改善点
- カード操作の性質上、どうしても使用ボタンが多くなり、説明が多くなってしまったこと
- 紹介資料にコントローラ操作について書いてなかったこと
- ご指摘も受けたが、動画やカードが遠すぎてみづらいものもあったこと
5.今後の予定
せっかくなので、引き続き改良予定です。とくに実際のWebと連携できるようにすると、未来のPC感がさらに増すと思っています。VR界の標準ランチャーも目指してみます。また、今回の開発内容を今後ブログに書く予定です。